毎日何気なく行っているシャンプー。
みなさんは髪の洗い方に自信はありますか?
仕事や家事が忙しいと、ついつい洗髪が雑になってしまうという方は多くいらっしゃると思います。
大人になればなるほど髪の重要性をひしひしと感じるもの・・・。
そんな不安を抱えているにも関わらず、何が大切で、どうすればいいのか分からないという方は多いのではないでしょうか?
重要な髪だからこそ1日でも早く正しい洗髪方法を習得していただきたい!
とういうことで本日は正しい洗髪方法をお教えいたします😊
と、洗髪方法の前に💡 朝シャンをされる方💡
日中の汚れやスタイリング剤などは、その日に洗い落とすのがベストです‼
というのも、翌朝シャンプーするとなると必要な油分や皮脂までも過剰に洗い流してしまいます。
また、頭皮や髪自体が乾燥しやすくなるということもあります。
こうしたことが続くとパサつきはもちろん、フケやかゆみにつながることもあり得ます。
なので、日中の頭皮の汚れを翌朝落とすのであれば、お湯だけで洗い流してあげるのがよいでしょう✨
では本題の正しい洗髪方法を説明していきます。
①ブラッシング
シャンプーをするための下準備として、まず大切なのが髪を濡らす前のブラッシングです。
使用していただきたいのはクッションブラシという、名前の通りブラシにクッションがついたもの。
これで頭皮をマッサージしながら髪をとかします。
クッションがないコームと呼ばれるクシで髪をとかすとダメージに繋がるので避けましょう。
面倒臭いと思う方もいるかもしれませんが、ブラッシングをすることで頭皮の血行も良くなりますし
同時に髪のほつれを取り、頭皮の皮脂汚れを浮き上がらせる働きがあるので泡立ちもグンッと良くなります。
毎日は難しいという方は、週末など時間に余裕があるときだけ念入りにブラッシングしてからシャンプーしてみましょう。
またスタイリング剤がついている場合は、あらかじめ指でとかしてあげるのでも大丈夫です。
ブラッシングせずに髪をお湯に濡らして洗うのは、頭皮と髪に必要以上に負荷をかけることに繋がります。
髪に余計な負担を与えないために、クッションブラシや指で髪の毛の流れを整えるのは大切なことになります。
②すすぎ
まずは予洗い。つまりお湯だけで頭皮の汚れを落とします。
皮脂や汚れを落とす適正温度は、実は34度以上くらいがベター。
お湯の適正温度の理想は36度~38度です。
40度を超えると頭皮が乾燥しやすくなり、頭皮が傷むのでご注意ください。
ほとんどの方がご存知ないとは思いますが、実はシャンプーをする前のすすぎのお湯だけで不要な汚れはほとんど落ちるんです。
頭皮に指の腹を当てて頭皮をマッサージするイメージで汚れを落とします。時間にしてだいたい1~2分ぐらい。
ここで大切なのは、髪を濡らすのではなく頭皮を濡らすということです。
③洗う
シャンプー剤は泡立てて使用するのが基本ですよね。
これは多くの方がご存知かと思います。
ただし問題は泡立てる程度です。誤解されやすいのですが、いわゆるモコモコの状態まで泡立てなくてもいいんです。
もちろん泡立てネットを使用してモコモコの泡を用意することは間違いではありませんが、
泡を作ることが目的になってしまいシャンプー剤を大量に使ってしまっては本末転倒。
シャンプー1回あたり1~2プッシュでOKでお湯で濡らした手のひらで泡立てれば十分です。
泡立てるというよりも、シャンプーの原液を手の平で伸ばし、泡立てる準備を整える。
そしてシャンプー剤を頭皮全体に付けて、指の腹で洗いましょう。
なじませる段階でシャンプーがある程度泡立っているので、指を開きながら全体になじませていると空気を含むことができ、
その結果しっかりと泡立ちます。
ここでも大切なのは髪の毛ではなく頭皮を洗うこと!
コツとしては頭皮の上で、指をひらいて指の腹を使って弧を描くように。
シャンプーは髪の毛ではなく頭皮を洗うのです。
髪についた汚れはシャンプー前のブラッシング、すすぎ、そしてシャンプーを流す際の泡で落ちるので
髪を洗うことを意識しなくても汚れは十分に落ちています。
頭皮を揉んでマッサージをする感覚で、指の腹を使ってやさしく洗ってあげましょう。
シャンプー時に指を上下に動かす動作や爪を立てて頭皮を洗うのはNGです。
④流し
すすぎ、シャンプーと同じように、指の腹を使ってしっかりと泡を洗い流します。
シャンプーはしっかりと洗い流さないと頭皮の老廃物として残ってしまうので、
実際に時間を計ってみると時間が長く感じると思いますが、3~5分は流してください。
特に流し残りが多いのは耳の後ろや生え際などです。
流しの残しがないように念入りに流して下さい。
すすぎが十分かどうか確認する方法は洗いにくい場所にヌメリが残っていないかチェックしましょう。
前髪やサイド、えり足などは無意識でシャワーを当てているので泡が残っていないのですが、耳の裏などは本当に洗い流しが多い箇所です。
ここで手を抜いてしまうと痒みやべたつきの原因になるのでご注意ください。
⑤トリートメント
最後にトリートメントを適量手に取り、頭皮ではなく髪の毛のみにつけます。
頭皮につけてしまうと、これも痒みやフケの原因になりますので必ず髪の毛のみに。
以上が正しいシャンプーの洗い方になります。
いかがでしたでしょうか?
正しい髪の洗い方と言っても、難しくはなく、洗う前に髪をとかしておいたり、シャワーでしっかり髪全体を濡らしたりと、
普段の洗髪に少し丁寧さを加えるくらいの感覚で取り入れられることなので、是非参考にしてみてくださいね!!