女性には、髪を結んだり、束ねたり、パーマをかけたりと色々なヘアスタイルがあります。ところで、その中には「薄毛になりやすい髪型」があることをご存知でしょうか?特に、男性よりも女性に気をつけて欲しいのが、この「薄毛になりやすい髪型」!
「自分に似合うと思うから」「セットするのが楽だから」とお気に入りのヘアスタイルを見つけると、毎日そればかりしていませんか?もし、それが「薄毛になりやすい髪型」だった場合、いつも同じヘアスタイルにしていると・・・。なんてことになりかねません。
お団子・ポニーテールは牽引性脱毛になりやすい髪型
なぜなら、長期間、束ねたり結んだりなど「髪が引っ張られるヘアスタイル」は、髪の構造を壊してしまい、薄毛のリスクが高まってしまうからです。長い間、髪が一定方向に引っ張られることが原因で、それを支える毛根の血流が悪くなり、毛乳頭や毛母細胞が衰えたり、栄養が十分に行き渡らなくなり、徐々に髪が弱くなり脱毛します。
この髪が引っ張られることで起こる抜け毛を「牽引性脱毛」や「結髪性脱毛」と呼びます。
ずーっと同じ分け目も薄毛になりやすい髪型
たまに「何年もずっと同じところで分けている」という方がいらっしゃいますが、やはりどうしてもその一部分だけに負担がかかり、脱毛も起こしやすくなります。同じ分け目ばかりだと、その部分に力がかかり続け負担がかかります。また、分け目部分の頭皮は髪に覆われていないので、紫外線が直に当たります。すると、日焼けをしたり、皮脂分泌が乱れたりと、集中的に負担がかかってしまい、そこから生える髪も弱ってきてしまいます。
ロングヘアーはショートより薄毛のリスクが高い髪型
ロングヘアーの人は、髪が長いぶん重さもあるので重力で髪が引っ張られる強さが増します。また、ロングヘアーの場合、シャンプーでの洗い残しや髪を乾かしきれず生乾きになりやすく、不衛生になりがちです。そういった不衛生な頭皮状況から、薄毛や頭皮の臭いに繋がることがあります。こういった理由から、ロングヘアーはショートヘアよりも、抜け毛になりやすいヘアスタイルです。